最近のドル相場の落ち込みを受け、米国人にとって欧州などへの旅行費が高くなっているが、手ごろな予算で海外旅行が楽しめる場所もある。
■穴場はチリやベトナム
ウォールストリート・ジャーナルによると、ドル安は世界的傾向で、昨年はドル相場が対ユーロで10.3%低下したほか、オーストラリア、ブラジル、インドネシア、ノルウェー、ポーランド、スウェーデン、タイの各通貨に対して7%以上低下した。
しかし、チリのペソに対しては3.5%上昇。首都サンティエゴにある「トレメイヤー・ホテル」が1泊74ドルと手ごろで、郊外にはさらに安く泊まれるホテルがある。
また、ベトナムの通貨に対してもドル相場は上昇した。活気に満ちた歴史ある町ホイアンでこのほどオープンした4つ星高級ホテル「ビクトリア・ホイアン・ビーチ・リゾート&スパ」では、プライベート・ビーチ付きで1泊143ドル、ジャクジーや庭、屋外シャワー付きのハネムーン・スイートでも195ドルで宿泊できる。
USFL.COM - 2007年1月10日