海外旅行で安らぎと希望を与えたい クリスチャン向けツアーを提供 旅行会社ジャコアンド

海外旅行で2007年は団塊の世代の大量退職が始まる年と言われている。会社労働を終えて新しい人生の時を歩み始める前に、「ほっと一息つきたい」という人もいるかもしれない。また、いまの時世には心の病を抱きかかえた者たちがどれだけ多いだろうか。

 悲しみや苦しみに日々悩まされ、本来自分があるべき姿を見失っている者も多い。株式会社ジャコアンドワールドは、そんな心の病んだ人たちや人生に疲れた人たちに向けて、安らぎと希望を与える癒しの旅行、イベントを提供する「ほっと」な企画を手がけている。

 クリスチャン向けの海外旅行など斬新な旅行ブランドの企画・主催とその商品提供に尽力している株式会社ジャコアンドワールド。今回は、同社営業部の竹下力さん(33)に同社の取り組みについて聞いた。

 株式会社ジャコアンドワールド(代表取締役:大木信一)は1991年、韓国の宣教師がテントメーカーミニストリー(労働によって得た収入で宣教する宣教活動)のために設立した旅行会社。旅行を通して伝道するというよりも、旅行業という事業を通して得た利益により、ミッションオブジーザスディサイプル教団(MJD)として宣教活動を行っている。

 同社が打ち出している主力旅行ブランドは、一般人向け韓国ツアーや格安航空券の手配などを提供する「ジャコツアー」。また、それとは別に、クリスチャン向けの海外旅行商品を提案するために作られた「グレイスツアー」がある。

 このほか、安らぎや希望を与える癒し的な旅行やイベントを提案、提供する「ほっと企画」が昨年5月に始まり、現在3つの旅行ブランドを発信している。現段階では事業の90%以上を主力ブランドのジャコツアーが占めており、残りの2ブランドはまだ成長段階にあるという。

クリスチャントゥデイ - 2007年3月23日