海外旅行は個人手配が主流、満足度が高いのは「中近東・アフリカ」

海外旅行でリクルートは6月14日、同社が運営する海外旅行情報サイト「エイビーロード」が実施した海外旅行に関する調査結果を発表しました。それによると、旅行形態で最も多かったのは「個人手配旅行」(44%)だったということです。

次いで、現地では基本的に自由行動の「フリーパッケージツアー」(20.3%)、観光とアクティビティなどが一部含まれているが自由時間もある「中間パッケージツアー」(20.1%)が続いた。「フルパッケージツアー」が最も少なく、全体の15%でした。

また、5段階評価の満足度において最高評価の「満足である」と答えた割合が最も多かった地域は「中近東・アフリカ」(66%)。「インドネシア(バリ、プロウスリブなどのビーチリゾート)」(64%)と「その他ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアを除くヨーロッパ)」(61%)が僅差で続いていました。

1人あたり平均旅行総額は25万4000円で、その内訳は旅行代金が14万8000円、現地費用が10万6000円だった。現地費用のうち、1人あたりの「お土産代」は平均7万円、うち自分用お土産代が4万円を占めたそうです。やっぱり自分自身にご褒美ですね。

1人あたり平均旅行総額が高い旅行先のトップ3は「ドイツ」(39万7000円)、「イタリア」(39万3000円)、「イギリス」(38万6000円)。一方、低い旅行先としては、「台湾」(13万5000円)、「韓国」(15万4000円)、「上海」(15万8000円)など、日本から比較的近く、現地の物価が安い国が挙げられていました。

調査は、3月15~21日にかけて、2006年に海外旅行をした5520人の人を対象にオンラインでアンケートを実施したものです。