海外旅行で近畿日本ツーリストは7月19日に海外旅行企画の「ホリデイ」が今年度の下期の全国の販売目標人員を24万8,000人として、エリア別では人気の高いハワイが5万3,000人、アジアが7万8,000人という目標を発表しました。
ホリデイの下期の特徴は、
(1)ターゲットにこだわった商品の設定
(2)旅行先のオフ期でもプランを設定できる新規商品
(3)ホリデイ発売35周年記念商品の展開
(4)早期割引、早期特色対する特典の4点を挙げていました。
ターゲットにこだわった商品の設定は、前年度に発売されたホリデイ全体の13%を占めたハネムーン商品をさらに強化し、ハネムーン商品でホリデイ全体で20%となることを目指すとしています。6月に先行発売をしたハネムーン専用のパンフレットを用意して、商品のPRに努めていく計画のようです。
団塊世代向けの商品で、これまで「熟年海外特選旅行」というネーミングで販売していた商品を「地球讃歌 大人のゆとり旅」に変更して販売していくようです。シニア層のは熟年やシニアという言葉で商品を買うわけではなく、団塊世代はシニアと言われることを嫌う傾向があるのではと判断して商品名を変更したようです。その他に添乗員が同行しない2名催行の旅行プランの世界遺産南太平洋の神秘を訪ねてイースター島浪漫紀行8日間 & 楽園タヒチ10日間の海外旅行商品も企画したようです。出発日設定期間は10月1日~2008年3月31日、2名1室利用時の1名の料金は52万8,900円~86万900円となっています。