海外旅行予定者は5%
海外旅行などでインターネットリサーチのエルゴ・ブレインズが「今年の夏休みの過ごし方」について調査したところによりますと、依然として「安・近・短」の傾向が続いていることが分かりました。
インターネットリサーチのサンプル数は2179名で男性が58%で、女性が42%でした。夏休みを取った人は全体の65%でそのうち国内の旅行を計画している人は40%、海外旅行を計画している人は5%でした。海外旅行の予定者の平均の宿泊数は5泊で、1人当たりの平均の予算は21万1042円でした。海外旅行先を選択した理由は「行ったことがない場所だから」が29%で一番多い理由です。「景色よいから」が26%、「毎年行っているから」が24%といった順番になりました。一方、国内の旅行の平均宿泊数は2泊で、平均予算は5万3145円でした。約7割が家族との旅行で、行き先の決め手は「温泉」が33%、「景色」が24%に続き、「近場」が22%となりました。
インターネットリサーチで「夏休みにやりたいこと」の自由回答では、ダイエットや体力づくりが最も多かったということでした。さらに、資格の取得に向けた勉強や家事など、普段はあまり時間をかけられないことに夏休みを利用して費やそうという意向もあります。これも「安・近・短」の傾向を助長する原因といえるかもしれませんね。
インターネットで旅行を手配をした人は、国内旅行が51.5%、海外旅行が44.8%。海外旅行のインターネット利用の理由としては「何時でも利用できるから」の65%に次いで、「旅行代理店等へ行く必要がないから」が45%となりました。今後はますますインターネットでの利用率が高まっていくものと思われます。